特殊清掃 北海道

そのマスクが使う人に本当に合っているのか、確認できていなければ感染暴露の現場には入ることは出来ません。

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抗ウィルス防護用具

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作業者が感染したとなれば依頼主、お客様のご商売の悪評に繋がりかねません。自社の防疫施工士を守ることはお客様を守ることに繋がります。

ゴーグル・簡易マスク


ゴーグル

左の写真は医療用のゴーグルです。

JIS Q1000に基づき、JIS T8147適合

はっきり言って使いにくい品です。

すぐに曇るし、隙間がありすぎます。

取説では防曇加工

同じく取説ではベンチレーションを採用と・・

医療用だからといって全てにおいて優れている訳ではありません。

サージカルマスク

サージカルマスクは最も一般的な形状のマスクです。サージカル( surgical )は外科用の~、手術用の~といった意味。 弊社では作業用としては使っておりません。このサージカルマスクは横に隙間があきがちです。

N95マスク

空気感染対策用のマスクです。私たちが使うのはこちらになります。

※ マスクのN95はNIOSH(米国労働安全衛生研究所)が認定した粒子捕集効率が95%以上の呼吸用保護具を意味します。

※ 注意!N95のNは、Not to resistant to oil 、耐油性ではないとの意味のNです。

※ 国家検定合格: 第TM339号/TM609号 区分DS2、米国NIOSH N95合格:TC-84A-4342

※ インフルエンザウイルスA型捕集(除去)性能99.99%以上
(北里研究所メディカルセンター病院 研究部門、インフルエンザウイルス培養液のミスト試験)


ff式

排気弁付きは、やはり呼吸が楽です。

※ 国家検定合格:第TM340号/TM628号 区分DS2

顔の形は人それぞれ違いますので社員全員事前にサッカリン溶液を使ったフィットテストを実施しております。

どのマスクが自分に合うかを現場に入る前に知っておかなければなりません。

その中でも写真の右のFF(フリーフィット)リップ式のマスクは多くの人の顔の大きさや形に合いやすい形状の接顔体(リップ)が付属し、長さ調節の可能な紐もあるのかなりフィットします。

マスクの接顔部分にヒダがあり接顔面積を大きくすることでウィルスの侵入を防ぎます。

カップ式を使う場合はこのタイプを多く使用しています。

紐の調整

慣れないうちはついついきつく締めがちですが慣れてきます。

感覚的な好みではなくフィットテストをして自分に合ったマスクをする必要があります。

弊社ではお客様との打ち合わせと買い物などの時にこのカップマスクを使います。

以前は3M商品が多かったのですが興研のマスクを使うようになってきました。

作業現場では面体タイプを使用しています。


youtube動画(「N95フィットテスト」第4章)のリンクがありますので御覧下さい。

<新型インフルエンザ大流行時の公衆衛生対策に関する研究>

youtube動画は医療従事者向けN95マスク・防じんマスクDS2の正しい使用法で4章で構成(外部リンク)

  第1章「効果と限界」  

  第2章「使用法」

  第3章「フィットテスト準備」  

  第4章「フィットテスト法」

防毒マスク


防毒マスク
※ 写真左、重松製作所のマスク。

写真のGM165マスクは私が使っているもので古い型のものです。

吸収缶は2個のタイプです。

吸収缶はハロゲン対応仕様を採用しています(伝声器付き)。

その吸収缶にN95相当の95%捕集フィルターを被せます。

吸収缶も多種多様ありますが弊社が使うハロゲンガス用は国家検定品が義務付けられております。

他にも有機ガス用、アンモニア用、亜硫酸ガス用、一酸化炭素用は国家検定に合格したもの以外は使用できません。

薬剤散布、噴霧にはこれらのマスクが弊社の防疫施工士の命を守ります!


※ 写真右、興研のマスク。

右の興研マスクはN95相当のフィルターのみを装着し使用します (興研にはN95相当フィルターと吸収缶が同時に装着できません。80%の捕集フィルターで吸収缶に取り付け可能なものはあります。)

このマスクはフィット感が良いので使用しています。現地調査、見積など消毒前にはこの興研のマスク+N95相当フィルター装着で使用。

このRL2区分のフィルターはDOP粒子(フタル酸ジオクチル)95%以上の捕集効率です。液体、オイルにも強いフィルターとなっております。

もちろん、弊社の全員が面体マスクでもフィットテストを行っており、自分にあったマスクを選択致しております。

消毒前の最も危険な状態の感染症集団発生現場ではN95であってもカップ式マスクは弊社では使用していません。

この顔全体を覆う、面体マスク+N95相当品が私たち防疫施工士の体を守ります!


ゴーグルとカップマスクを同時装着ではどうしてもゴーグルが曇ります。そのような状態ですと手でゴーグルを触る機会が増えてしまいます。

暴露の危険性が高まることは避けなければなりません。ゴーグルとカップマスクを避ける私たちの理由です。


弊社の技術・強み・知見

column   拡大解釈する人々
マスクに消毒剤を吹きかけてさらに効果を高めようとする人が思いの外多いことに唖然としています。はっきり言って逆効果です。
水分、湿気、オイルミストなどはマスクが目詰まりして著しく呼吸ができなくなります。その状態で使っているとマスクの横から空気を吸い込むことになりかえってウィルスを取り込むことになりかねません。
何度も申しますが消毒剤も毒です。吸い込み続けるという行為は業者として推奨できません。
不織布マスク、サージカルマスクは完全なものではありません。医療従事者も感染暴露の危険性があるレッドゾーン以外ではサージカルマスクを使用しています。手術の時もそうです。
医療者側の人間の口から患者さんに唾液、雑菌がかからないように使っているだけです。
その程度のものですから長時間の外出、蜜を避ける、というのは必要な防御なのです。
マスクとうがひ
喉元すぎれば・・

1918(大正7)年、日本はスペイン風邪に見舞われる。
日本において第一波は、8月にはじまり内務省統計では約2300万人の患者と約38万人の死亡者を出す流行性感冒といわれた。

第一波の翌年には、米国を見習い電車に乗るときなどは「呼吸器」という口、鼻を覆うものが奨励されるようになる。
何のことかというと・・マスク・・です。

当時は医療の世界でもマスクは一般的ではなかったとのこと。
米国がお手本とは驚きです。
2020年、その米国はマスクもせずに感染を広げてしまった。

この部分は昨年(2020-07-04 09:53:49 私のブログに投稿した記事です)


抗ウィルス化学防護服、化学防護手袋、化学防護長靴


化学防護服・手袋

重松製作所 化学防護手袋

薬品取り扱い用です。

中・低濃度の酸およびアルカリの取り扱いに。

有機溶剤に強い耐性をもちます。

JIS T8116適合品

化学防護服長靴

重松製作所 化学防護長靴

先芯入りの軽作業用安全靴です。

耐油性、耐滑性に優れています。

踏み抜き防止板入りです。

滑り止め強化をしています。(靴底)

弊社で使用している化学防護服(感染症対策)対応は以下

アスベスト除去    △    / ダイオキシンレベル1    ○    / ダイオキシンレベル2    ○

塗装    ◎    / 工場清掃    ○    / 製薬製造    ◎

感染症    ◎    / 農薬散布    ◎    / 家畜作業    ◎

※ レベル1: ダイオキシン類の濃度が低く、ガス状ダイオキシン類がない。

※ レベル2: ガス状ダイオキシン類が混在する。

下着にまで配慮・・

弊社では化学防護服着装時の下着にも気を使います。さらに使い捨て品の管理から廃棄までを徹底的に行っております。

安全を確保するもの 防護服用下着・使い捨て品管理ボックス PDF

防護服を着る前にトイレに行くのは当たり前。しかし、弊社の防疫施工士は防護服を着て作業をするときは必ず紙おむつを着用します。

本当の抗ウイルス化学防護服を着ると通気がありませんので、ものの10分で汗だくになります。人は汗を書き始めると尿意を催します。 防護服を着て感染暴露の現場に入り何らかの理由で防護服を着脱することがあれば感染の危険性が高まります。それだけは避けなければなりませんので紙おむつ着用が義務となっております。

現場に入る人数の制限・・

これだけの注意をしていても不安は拭えません。報道で知ったのですが新型コロナの消毒をされていた消毒会社の作業員が亡くなられております。詳細は不明なので何とも申せませんが一層注意すべきだと身の引き締まる思いです。

感染症の現場に大人数で入ることは弊社では最もしてはいけないことのひとつです。消毒前の現場であればなおさらです。例えば、弊社では現地調査の段階は専任者のみが伺います。消毒現場では防疫施工士(実務3年以上)のみが行います。

創業当時、経営者である私が社員寮のインフルエンザ集団感染現場の消毒を行い罹患したことがあります。発熱が作業完了の翌日でしたので作業自体は滞りなく終了でき沈静化するに至ったのですが何とも情けない思いをしたことがありました。反省点をいくつか絞り込んだのですが最もできていなかったことは防護具の着脱だと思いその部分を改善することにしました。その後いくつかの変更もありましたが現場での罹患者は誰もおりません。

弊社の20年以上の経験が自身とお客様をお守り致します。それは結果として社会貢献になることだと理解しております。


弊社の技術・強み・知見

column   うがい
「うがい」はウィルスによる感染症対策になるかといえば残念ながら無いと言わざる得ない。 ウィルスは体内に取り込まれると直ぐに細胞と結合してしまうので「うがい」ではウィルスを吐き出すことはできないということらしい。
しかし、弊社では皆が、うがい薬(ポピドンヨード液)を持ち作業後には「うがい」をしています。
習慣となっていることと面体マスク(防毒用・抗ウイルス用)をつけての作業後はやはり「うがい」をすると爽快だからです。 直ぐに受容体と結合するウィルスは別にして汚れ、細菌などはある程度洗い出すことができるはずだと考えているからです。
昔からの習慣をそう簡単には止められない!

国内外感染症 <  > 出張費

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