私たちの技術

私たちは病院感染症対チーム、策衛生研究所の先生から学びました。
一日で終了する消毒・消臭作業などありません。

消毒剤

次亜塩素酸水

次亜塩素酸水だけでほとんどの現場で消毒効果がありました。空中噴霧に適した消毒剤です

菌の強さ
① 芽胞細菌(破傷風、ボツリヌス、炭疽)
② 結核菌(インフルエンザ、SARS)
③ 糸状真菌(白癖菌、カビ類)
④ 食中毒菌(大腸菌O-157、ブドウ球菌)
⑤ 酵母様真菌(一般細菌)

さらに次亜塩素酸水は強毒の芽胞細菌まで除菌可能です。

デメリットは微弱ながら金属への腐食性があります。

発ガン物質トリハロメタンの生成がわずかに見られる(下記厚労省データではゼロ)

長期保存の不可(貯蔵中に分解が始まる)

従来の次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水について 厚労省資料からそのままコピーさせて頂きました。ありがとうございました。

※ 皆さんがご存知のスーパーマーケットの入口などに設置されているエタノール消毒は、ノロウイルス、ロタウィルスには全く効果がありません。
空中噴霧にも適しておりません(常温で気化するため接触時間が短く殺菌が不十分になる)
アルコールの多用は中毒を起こす場合があります。
さらにアルコール噴霧が危険であるとされるのは引火性だということです。

汚染ヶ所に直接塗布する薬剤は次亜塩素酸Naです。市販品の3倍以上の濃度のものですので素人には扱えません。

二酸化塩素水

優れものです。ただ価格が次亜塩素酸水の2、3倍もします。

次亜塩素酸水は有機物汚染には無効ですが二酸化塩素水は条件を選びません。

消毒性能、スピードにおいても次亜塩素酸水よりも優れています。
耐性菌を作らないことと発ガン物質を生成しないことが特長です。 現場状況で次亜塩素酸水と二酸化塩素水を使い分けます。

加速化過酸化水素

Accelerated Hydrogen Peroxide

手術室などで血液、体液、嘔吐のふき取りに使われます。
洗浄、消毒が一度にできるものです。
ノロ、ロタ、ポリオウイルスなどの消毒が難しい菌にも効果が認められております。

孤独死現場の汚染箇所のふき取り、最終仕上げのドアノブなどのふき取りには加速化過酸化水素を使っています。

カナダ疾患管理臨床検査センターLCDC  指針の医療機関の洗浄・消毒ガイドラインに適合(英語のHP)

非腐食性、非刺激性、活性成分残留無し。

道内、特殊清掃業者で加速化過酸化水素と二酸化塩素水を使用しているのは弊社だけだと思います。

これらの希釈後の消毒剤は24時間以内に使い切ります(社内規定)

※ 注意事項
塩素ガス発生は死亡事故につながります。
素人には扱えませんので注意!

過酸化水素
過酸化水素

微粒子噴霧

微粒子噴霧器
フォグマスター
微粒子噴霧器 フォグマスター

空中に浮遊する菌、ウィルスを死滅させるにはミクロの微粒子噴霧が不可欠です

この写真の機器が微粒子噴霧を可能にします。

弊社使用のこの機器で粒子の大きさ約7〜100μmの調節ができます。

塩素系消毒剤を使いますので腐食(錆)の問題がありますので消毒用と消臭用は別にしています。

写真にはありませんが汚染箇所に直接塗布する場合には手動圧縮ポンプを使います。
基本的には園芸用薬剤散布ポンプと同じ仕組みですが塩素対策のコーティング、パッキンなどが違います。

※ 正直何ミクロンで噴霧すると浮遊する雑菌に効果があるのかは不明です。

薬剤メーカー、病院、大学にも確認しましたが結論は出ませんでした。

道立衛生研究所の先生に伺ったところ噴霧した消毒剤が漂っていることが必要であることを教えて頂き現在のこの方法を採用致しております。

先ず消毒です(安全確保)この消毒がきちんとされないと消臭剤は全く効果を発揮しません!

雑菌が再び増殖をはじめると匂いが立ち上がります。

衛生上の安全確保がなされて初めて家財道具の撤去、人の出入りもできるのです。


清浄度検査

病院において医療器具は清潔度をチェックしてからでなければ使用できません。

二次感染対策です。
病院では雑菌数をチェックするテスターを用いて厳重な管理を行っています。

※ 見える化 弊社はその雑菌数チェックテスターを使い初期段階、作業前の雑菌数と消毒後の雑菌数チェックを行います。

おそらく北海道内では弊社だけだと思われます。

発光量測定
ATP(Adenosine triphosphate)
+
AMP(Adenosine monohosphate)

※ この作業はオプションになります。


消毒についての誤解

少し話が脇道にそれますが消石灰による消毒について。

鳥・豚インフルで牧場で路上で消毒のために大量散布をした消石灰。

以前は学校のグランドの白線引きに使われていました。

現在、消石灰は失明を引き起こす可能性があるということで文科省では使用しないように通達が出されております。

それに大量散布による過度なアルカリ質に土壌を変化させてしまうこと(植物が育たない)にも問題があります。

少し前までは良かれと思われていたことが問題になっている例です。

消毒作業はウィルス、菌との戦いですので常に最新の情報を元に選択し使用することが必要であることが分かります。

素人考えで聞きかじったレベルで薬剤を扱ってはなりません。

消臭剤

消臭について

腐乱・腐敗臭を除去するには消臭剤だけでは消臭はできません

消毒剤があってはじめて消臭剤が生きるのです

弊社ではほとんどの現場では持続性のある包接作用・付加反応・中和反応の消臭剤(マスキング芳香剤とは違う)を使います。

この消臭剤は消臭スピードが他よりは早いと感じます。

し尿処理場で使われている消臭剤です。

強力な塩素消毒剤の噴霧後にも使用できます。

弊社もバイオ剤、酵素剤を使う場合があります。

それは、汚染具合が軽微である時とコスト面を考えてです。

前述のように酵素・バクテリアなどのバイオ剤は条件が必要となります。

特定温度でのみ効果が発揮されること。

使用する時は消毒後の間隔(日数)をあけること。

※ 除菌効果の高い塩素系消毒剤を使った後に生物菌の消臭剤は有用菌を死滅させるだけです。

ケミカル消臭剤は即効性はありますが残留臭が残り、そのものが有害物質となります。

オゾンも残留臭が強く残ります。

活性炭などの吸着方式も状況により有効でしょうが持続性に難があります。



塩素水の保存

社内規定

次亜塩素酸水・二酸化塩素水はやはり不安定なものです。

弊社では受注後、工場生産に入ります(通常翌日出荷、中二日出荷)
ですから常に最大限の効果を発揮する次亜塩素酸水で消毒を行っています。

※ 保存 多くのメーカーは1年の保存は可能と申していますが密閉容器であってもポリタン容器では塩素が抜けやすいと思いますので長期でも3ヶ月以内と弊社では独自に規定致しております。
弊社の取引先メーカーでは保存可能期間は6ヶ月と申しております。

※ 在庫 学校、事務所、介護施設、病院待合室などで次亜塩素酸水専用霧化器で噴霧する場合、 お客様が在庫する場合は3ヶ月以内で使い切る量のみを販売致しております。


※ 経験から 以前、施工期間を決められ、見積りしたその日から作業することになった現場がありました。
もちろん、次亜塩素酸水をメーカーに発注しましたが生産ライン上、翌日~中二日の出荷よりも先に、メーカー在庫(5ヶ月前の生産品)を使うことになりました。

その在庫品を使ってみて塩素臭が若干抜けている感じがしました。

さらに、私たちの経験から消毒のスピードが遅く感じられました。

当然、噴霧量も多くなります。

後日、受注生産品の届いたその日からようやく速やかに作業が進行した訳です。


受注生産・翌日~中二日出荷

その出来事以降、3ヶ月以上、置かれた次亜塩素酸水は弊社では使っておりません。

基本は発注した翌日~中二日に生産、出荷の取りです。

生産工場は札幌市内ですので可能なのです。


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